ポルシェ カレラ4S(Type996)328万円 正規輸入車

2018/06/28 11:00:00



クルマを選ぶ理由は人それぞれだろう。特に、輸入車に於いてはそれなり
の代価が伴うので失敗は許されない。と云って素人が短時間の試乗で理解
出来る訳がない。だらか、自動車メディアなどの情報や好み感性を織り交
ぜて決める。と、まあ理論的に言えばこんな感じですが、実際は感性が大
きな領域を占めていると思う。要は、カッコいい、美しい、高性能、高価、
目立つ。そして、個人的な見解としてクルマは己の「衣」「食」「住」の
ステージを表す道具として使われて来たと考えている。但し、それは最新
モデルで通用する理論。「新車は必ず中古車に成る運命にある」定説通り
お役目を終えた多くの高級車が中古車となって流通します。そして、ここ
で分岐します。セカンドオーナーがクルマ好きか?で、クルマの寿命が決
まります。さて、お薦めのヤングタイマー、クルマ好きの元で大切にされ
た996型 ポルシェカレラ4Sに成ります。ターボスタイルにターボの足
回りとブレーキを持ったNAモデルとして人気の高かったモデルでした。
特に高速域での安定感はRR(リアエンジン、後輪駆動)より4WD(4
輪駆動)が勝っていた。ターボまでは不要だがターボの雰囲気は好きだ!
そんな、前オーナーの思が伝わるWork製19インチブラックホイール
が60mm膨らんだリアフェンダーに納まった996ターボスタイルの
996カレラ4S。ヤングタイマーになって魅了は増していると思う。
ポルシェは世代スタイルが確立しているので、好みのスタイルを選ばれる
事をお薦めしたい。

ポルシェ911カレラ4S(Type996)
初年度登録2003年1月 ブラック 走行92,000キロ
HDDナビ 正規輸入車

車両本体価格3,280,000円


お問い合わせ
ガレージENZO
茨城県牛久市柏田3014−3
TEL 029−878−0911


 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

ルノー 25(ヴァンサンク)V6i 98万円

2018/06/26 18:45:09

所要のため、スタッフカーのカングー1を購入したフランス車のプロショップ「サンク」を訪問した際、地下のストックヤードでとてもレアなルノー製アッパーミドルクラスセダンと出会いました。今ではまったく見かけることがなくなった絶滅危惧種の「25」ヴァンサンクです。1993年式ですから、フェイズ2となります。

当時も今も、フランス車といえば、ハッチバックの小型車か、フルゴネットなどの商用車、つまり、実用車やスポーツコンパクト作りには定評がありますが、フォーマルな高級サルーンとなると完全にお隣の国におまかせしているようなところがあります。

そんな事情を持つフランスの、しかもまだ公団だったルノーが開発し、1983年にリリースしたフラッグシップサルーンが「25」。ですから当時、フランスのVIPたちはこのクルマを使っていたわけです。ミッテラン大統領の公用車も「25」のリムジンだったそうですから、つまり、なかなかの豪華装備を持ちます。

日本に導入されたパワーユニットは、2.2リッター直42.7リッターV62.8リッターV63種、このクルマは2.7リッターV6版のV6i140ps/22.4kgm)です。ボディサイズは、全長4720×全幅1810×1370mm、現行型Cクラスと同じくらいの外寸を持ち、3ATを介して前輪を駆動します。

ところで、オドメーターに刻まれる数字を見て驚きました。なんと、11,700km!前オーナーは、ほとんど走らせずにガレージの奥に仕舞い込んでいたと言います。特に後席などは使われた形跡がまったくありません。

で、車両本体価格は98万円。こういう希少車になると、これが安いのか、高いのかは、まったく分かりません。でも、フランス車が好きな人にとっては、すごく買い得なプライスタグを付けていることは間違いないと思います。走行11,700kmなのですから…。

 

 

 

 

ルノー 25(ヴァンサンク)V6i

初年度登録1993年 走行11,700km AT

車両本体価格 98万円

 

お問い合わせ

CINQ(サンク)

東京都練馬区豊玉北3-14-6

TEL.03-5946-6767

 

 

 

 

 

 

VW GOLF3 VR6 COX SZ-4 89万円

2018/06/23 16:52:06

打ち合わせのために訪問していたVWのプロショップ「ハイタイムコーポレーション」で、とてもレアな第3世代のゴルフを見つけました。いまではほとんど目にする機会がなくなったVWゴルフ3の、しかも、VR-6の、しかも、COXチューンのSZ-4です。

ヤングタイマー世代のゴルフといえば、日本でも大ヒットを記録した13になると思いますが、ゴルフ319921998年に存在していたモデルになります。

ゴルフ12は、見た目と同様にメカニズムもクラシックで、維持していくにはそれなりの覚悟が必要になりますが、ゴルフ3になるとけっこう近代的に進化していますから、普段使いしながら楽しむヤングタイマーとして良いターゲットになるかもしれません。後継のゴルフ4は一気に近代化が図られましたから、いまの普通のVWゴルフです。

さて、VWゴルフ3ラインナップのなかで、エンスー度のより高いモデルといえば、2.8リッターV6SOHCエンジンを搭載するVR-6です。直4を積むスタンダードモデルとは走行感覚がまったく異なり、味わいが格段に濃くなります。そして、写真のCOXVR-6のエンジンは、ボア・アップにより排気量が3.0リッターまで拡大され、最高出力は204psとなります。その吹け上がりの味わいは、さらに濃さを増し、良い意味でクラシカルな高性能ユニット。6つのシリンダーの鼓動がダイレクトに伝わってくるタイプのフィーリングを持ちます。やはり、クルマはルックスとエンジンです。

ところで、お値段ですが、89万円のプライスタグが付けられていました。もちろん、そのままでも乗れますが、外装やインテリアに手を入れてパリっとさせれば、間違いなく一生モノになると思います。1998年式ですからこのゴルフ3は最終モデル、現在の走行距離は9.5km、ちなみに走行7kmの時にトランスミッションのオーバーホールを実施しているそうです。

若い頃、憧れたCOXVWゴルフのコンプリートカーが目の前にあります。しかも、店主に勧められ、試乗までしてしまいました。ムムム…、フロントシートをレカロに換装して、インパネとボディの塗装に手を入れ…、瞬く間に妄想が膨らんでいきます。フェラーリ・テスタロッサを仕上げようというわけではありませんから、普通のサラリーマンのお小遣いでもなんとかなりそう。やはり、ヤングタイマーは楽しいですね。

SZ-4には専用のエアスポイラーが装着されより精悍なルックスとなります。

 

専用デザインのアルミホイール。タイヤは205/45ZR16。

 

 

VW GOLF3 VR6 COX SZ-4

初年度登録1998年 走行95,000km AT

車両本体価格 89万円

 

お問い合わせ

ハイタイムコーポレーション

東京都町田市南町田5-4-10

TEL.042-795-7861

 

 

メルセデス・ベンツG500L

2018/06/19 19:23:52


 

世田谷区上用賀の環状八号線沿いに店舗を構えるメルセデス・ベンツ専門のプロショップ「オート・マックス」で、とても珍しい2002年式G500Lを見つけた。フリークの方はご存知だと思うが、この年式のG500Lは中古車の流通量が非常に少ない。

 

2001年からトランスファーが機械式からモーターに変更されたものの不具合が非常に多く、これが「お約束」のトラブルとなっているのである。「お約束」と言えば、パワーシートも前後調整が逆に動く不具合が出るようだ。

 

古いメルセデスに精通した「オート・マックス」では、このあたりをきっちり対策して仕上げ、348万円のプライスタグを付けていた。

 

走行距離は98,000kmだが、Gクラスのボディ、エンジン、トランスミッションは、基本的に非常に丈夫だから、まだ「現役」として普段使いできるだろう。この車両は5年にわたり同社で管理してきたそうだから間違いない。

 

ちなみに、このグリルガード。懐かしいですね〜、流行りましたよね〜。いいですね〜。分かる方に乗ってもらいたいクルマです。

 

 

 

 

メルセデス・ベンツG500L
2002年式 オブシディアンブラック 走行98,000キロ 
車輛本体価格 348万円

お問い合わせ
株式会社 オート・マックス
東京都世田谷区上用賀5-24-8

 

TEL.03-3706-1411

 

VW コラード G60

2018/06/16 18:00:00



世田谷区上北沢に店舗を構えるアウディ・フォルクスワーゲン専門店、
ユーロマチックで見つけたVWコラードG60。おお、クルマも歌と同じ
で目にした瞬間タイムスリップします。私は1978年型ゴルフT購入時の
40年前に戻った。というか、このクルマの向こうに初代シロッコを見た。
親に買って貰ったホンダアコードを2年乗り、芝浦のヤナセでゴルフGLE
を購入。その無謀な購入を親兄弟皆が優しく見守ってくれた事を思い出す。
何せ、給料の半分以上がローン、駐車場代(自宅駐車場は屋根無しだった
ため近くの屋内駐車場を借りた)、燃料費に消えるものだった。こんな40
年も前の事を鮮明に思い出させてくれるものが有るだろうか、クルマ好きで
良かった。じゃなくて、本当に欲しかったのはシロッコだった。でも、到底
手の届く価格では無かったから言えるはずもなく、、



  左、初代シロッコ 右、現行三代目シロッコ(2008年〜)
「お坊ちゃま」御用達だった初代シロッコとっても高価だった!

ゴルフGLEが218万円位でシロッコは360万円だったと記憶している。
当時、アウディ、シロッコは「お坊ちゃま」御用達と言われるほど人気があ
った。というかイイクルマに乗っているとモテタ時代でもあったから、、
さて、与太話はこの辺にして目の前のコラード。モテ!クルマシロッコの
後継モデルに成ります。1988年〜1995年までの7年間しか生産さ
れなかった稀少車。モデルラインとしては初期G60、その後VR6と
16Vに移行した。紹介車両は、初期型5速マニュアルミッション搭載モデ
ル直列4気筒SOHC 1,780cc  160馬力 22,9トルクを持つ立派な
スポーツカーとしての能力を有していた。
全長:4050mm 全福:1675mm 全高:1330cc、今では
コンパクトスポーツカーにカテゴライズされ、デザイン、サイズとも魅力
は全く失われて無いと思う。

オリジナルを保っている。



優れたデザインは時を経ても色褪せない。



VW コラード G60
1990年式 ブラック 走行54000キロ オリジナル状態
車検整備付
車輛本体価格 1,000,000円

*28年経過車両としてはオリジナルを保っており普通に乗れる状態ですが、
    もう少し手を入れてあげるとパリッとすると思います。
    何せ「お坊ちゃま」クルマの系譜を持ちますので、当時の輝きで乗ると
    モテるかも知れませんよ!但し、当時を知る女性にですけど、、

お問い合わせ
株式会社 ユーロマチック
東京都世田谷区上北沢4−18−17
TEL 03−3290−9001




 


 

ルノー 4(キャトル)GTL 78万円

2018/06/14 20:05:24

Garage ENZO(ガレージエンゾウ)の展示場で珍しい、というか懐かしいフランス車を見つけました。ルノー 4です。デビューは1961年まで遡りますが、なんと、ほとんどそのままのメカニズム、そのままのカタチで30年以上も生産され続け、90年代まで新車販売されていた偉大な大衆車です。

このクルマ、EV車や自動運転に近い機能を持つ高性能車が幅を利かせる時代になって、あらためてじっくり眺めてみると、実に良い雰囲気を醸しています。キャンバストップが良いです。

パワーアシストのないステアリング、アイドリングからワナワナ・ブルブル震えるトタンのように頼りないボディ、電動のこぎりみたいなけたたましいエンジン音、手巻きのハンドルさえ備わらないスライド式のサイドウィンドー、スカットルを貫通してダッシュから突き出しているシフトレバー……。このクルマ、レトロ感のあるクルマなのではなく、本当にすべてがクラシックなのです。

でも、4(キャトル)の場合、普通の操作が普通にできない欠点も長所になるから不思議なものです。この個体にはエアコンが装着されていましたが、クルマ好きならひとたび走り出せば、エアコンを作動させるのはもったいないと考えるはず。サイドウィンドーを全開にして、2速、3速をこれまた全開まで引っ張り、素の4を味わうことが楽しみになるからです。僕は、4って、本当の良いクルマだと思います。本来、クルマは誇るものでも、見せるものでも、競うものでもないのですから。

さて、写真の478万円なのだそうです。このあたりのヤングタイマーになると、200万円といわれれば「そんなものか」と思うでしょう。つまり、自分が納得するプライスであればそれで良いわけです。ちなみに、写真の41992年登録ですから、おそらく最終モデルです。

「最近、乗りたいクルマがなくて」というご同輩にお勧めのヤングタイマーです。

 

 

 

ルノー 4(キャトル)GTL 4ナンバー登録

初年度登録1992年 走行132,000km エアコン キャンバストップ 

ドアスピーカー

車両本体価格 78万円

 

 

 

お問い合わせ
Garage ENZO(ガレージエンゾウ)
茨城県牛久市柏田町3041−3
TEL 029−878−0911

 

 

 

プジョー1007 1,6L パドルシフト 69万円

2018/06/12 12:00:00



最近では見かけなくなったこのクルマ。はて?
トヨタの「ポルテ」「シエンタ」の兄弟車になるプジョー1007と云います。
プジョー/シトロエンとトヨタの共同作品として、2005年〜2009年に掛
けて発売されたプジョーの意欲モデルでした。そして、5年と言う短命に終わ
ったモデルでもありました。が、不思議なことに多くのオーナーが悪い事より
良い事を先に言われます。じゃあ、何故に、売れなかったのか?はい、売れな
かった理由がハッキリしており、その改善が出来ずに終わったと言う事。その
理由がプジョー初のセミオートマチック機構を持つクラッチレス5速オートマ
チックに有った。要するに2ペダルなのに普通のオートマチックの様な運転が
出来なかった。クルマの性格上、女性、奥様などがターゲットだったためギア
が変わる度のガクガク感が辛かった。でも、デザイン、パッケージからなるお
洒落感はガクガクに勝った結果がオーナーコメントに反映されたものと思われ
る。タラレバだが兄弟車の「ポルテ」「シエンタ」のATミッションを積んで
いればもっと、もっと、売れていたと思われる。サイズ、デザイン、パッケー
ジどれを取っても素晴らしいコンパクトカーを無くしたのは残念でならない。
さて、お薦めの1,6リッターモデル。当時の一番人気イエロー、1,6リッ
ター、充実装備(ルーフレール、パノラマスライディングルーフ、リアパーク
センサー、セキュリティシステム、物入れ付アームレスト)のコンディション
更に、カメレオンキット(シートカバー、エアコン吹出口枠リングなど)中古
品の用意がありお好みに変更可能だ。そして、コンパクトでありながら、運転
席助手席、サイド、カーテン、膝、などを守るエアバックは最高水準の安全性
を備えている。最後に販売店よりのコメントを紹介します。
「1007をスムーズに走らせるコツは、アクセルを躊躇せずに踏む事です。
但し、ホイールハウスの張り出し部分につま先が当たるので注意すればガクガ
クは気に成らなく成るとの事でした。それは、パワーのある1,4より1,6の方が
顕著」だそうです。


 

 

 

 

 

 プジョー1007 1,6L パドルシフト
初年度登録 2005年 イエロー 走行3,0000キロ
充実のオプション装備 程度良好 
車輛本体価格 690,000円

お問い合わせ
セントラル21
東京都世田谷区中町4−17−10
TEL 03−5758−8621

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