ヤングタイマー&ネオヤングタイマーに乗ろう/第2回/ディーラー車編

2021/02/28 18:09:04

ヤングタイマー&ネオヤングタイマーに乗ろう/第2回

 
ディーラー車/ボルボ編
 
 
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はじめに/ヤングタイマーとは?
 
ヤングタイマーは、初度登録から15〜30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。
 
そして、ネオヤングタイマーは、これからヤングタイマーになる「予備軍」のことで、7年落ちぐらいまでのクルマを含んでいます。この7年落ちというのがキモなので、ちょっと説明しますと、いま輸入車の正規ディーラーが販売している認定中古車および厳しい基準をクリアしたコンディションがいいユーズドカーの中には7年落ちで走行距離が7万km前後(いわゆる7年7万km)という車両が存在しており、ひと昔前のような状況(中古車市況)になっているのですね。当然のごとく、それらのクルマはリーズナブルなプライスで流通しているので、ビギナーにも買いやすく、趣味性が強いクルマに関してはセカンドカーになるともいえるのでした。
 
本特集では、ヤングタイマー/ネオヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマー/ネオヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしていきます。
 
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「ヤングタイマー/ネオヤングタイマー」を「趣味車」もしくは「実用車」として楽しむ際の注意点について
 
初度登録から7〜30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマー/ネオヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。正規ディーラー/スペシャルショップ側の立場(視点)から申し上げると、車種によっては販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。
 
クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマー/ネオヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマー/ネオヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「旧くても楽しめる」というカーライフ&記事が成立するので、これからヤングタイマー/ネオヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。
 
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ボルボ V60とは?
 
2011年6月から日本での販売が開始されたボルボ V60は、V70とV50の間を埋めるミドルクラスワゴンです。そのボディサイズは、ボディサイズは全長×全幅×全高=4630×1860×1480mmで、ホイールベースは2775mm。クロスオーバーモデルのXC60やセダンタイプのS60と共に60シリーズを構成しており、“60ならでは”といえるスポーティなエクステリアデザインを特徴としています。
 
 
スポーツワゴンであるV60の場合、430リッターというラゲッジスペースをリアに確保しながらボディサイドを流れるダブルウェーブと呼ばれるキャラクターラインを中心に構成された流麗かつダイナミックなスタイリングを採用しており、そのプロポーションはクーペをイメージさせます。
 
 
ボルボはV60のエクステリアデザインをより洗練させることだけに注力したのではなく、インテリアの質を高めることや安全装備の充実にも力が注がれており、アクティブなカーライフを多角的にサポートしてくれます。マテリアルが厳選され、モダン・スカンジナビアン・デザインを体現した使い勝手のいい内装やトップレベルの安全性能、そして、動力性能と環境性能が両立したパワーユニットのスムーズさなどをじっくり味わってみるといいでしょう。
 
 
今回ピックアップしたのは特別仕様車として2014年にリリースされた「ボルボ V60 ラグジュアリー エディション」で、1.6リッター4気筒ターボエンジンにフロアMTモード付6速ATが組み合わされた前輪駆動の「V60 T4 SE」に、レザー・パッケージ、セーフティ・パッケージ、パーソナル・カー・コミュニケーター(PCC)、キーレスドライブを組み込んだモデルです。
 
 
追加装備を価格に換算すると約50万円分になりますが、新車販売時の車両価格は419万円で、これはV60 T4 SEよりも20万円以上安いという驚愕のプライスでした。そのため、お買い得車として人気となり、新車が売れたのはもちろん、中古車市場でも動きが早いクルマとなりました。
 
 
すでに新車で販売されてから7年が経過しており、中古車市場における流通数が少なくなってきていますが、VOLVO SELEKT 東名横浜ではボルボ V60 ラグジュアリー エディションを特選車として店頭販売しているので、気になる方は連絡してみてください。そのコンディションのよさにビックリするはずです。
 
■ボルボ V60 ラグジュアリー エディション
 
 税込車両本体価格:159万円
 
 年式:2014年
 
 走行距離:3.2万km 
 
 車検整備付
 
 修復歴なし
 
 特記事項:ディーラー車、外装色:クリスタルホワイトパール、内装:白革(ソフトベージュ)、17インチアルミホイール、スマートキー。
 
■販売店舗
 
 
VOLVO SELEKT 東名横浜
 
 住所:〒194-0012 東京都町田市金森3-20-10
 
 TEL:042-799-1436
 
 FAX:042-799-1433
 
 営業時間:10:00〜19:00(当面、11:00〜17:00の時短営業となります)
 
 定休日:毎週水曜日、第1・第3火曜日
 
 HP:https://vstomeiyokohama.vc-dealer.jp
 
■文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典 
 

ヤングタイマー&ネオヤングタイマーに乗ろう/第1回/ディーラー車編

2021/02/18 14:53:06

ヤングタイマー&ネオヤングタイマーに乗ろう/第1回

ディーラー車/アルファロメオ編

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 はじめに/ヤングタイマーとは?

 ヤングタイマーは、初度登録から15〜30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。

そして、ネオヤングタイマーは、これからヤングタイマーになる「予備軍」のことで、7年落ちぐらいまでのクルマを含んでいます。この7年落ちというのがキモなので、ちょっと説明しますと、いま輸入車の正規ディーラーが販売している認定中古車の中には7年落ちで走行距離が7万km前後(いわゆる7年7万km)という車両が存在しており、ひと昔前のような状況(中古車市況)になっているのですね。当然のごとく、それらのクルマはリーズナブルなプライスで流通しているので、ビギナーにも買いやすく、趣味性が強いクルマに関してはセカンドカーになるともいえるのでした。

本特集では、ヤングタイマー/ネオヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマー/ネオヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしていきます。

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 「ヤングタイマー/ネオヤングタイマー」を「趣味車」もしくは「実用車」として楽しむ際の注意点について

 初度登録から7〜30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマー/ネオヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。正規ディーラー/スペシャルショップ側の立場(視点)から申し上げると、車種によっては販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。

クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマー/ネオヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマー/ネオヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「旧くても楽しめる」というカーライフ&記事が成立するので、これからヤングタイマー/ネオヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。

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アルファロメオ・ジュリエッタとは?

第二次世界大戦後、1900シリーズをリリースすることによって量産車メーカーへと転換したアルファロメオが、さらなる市場拡大を狙って開発したのが1954年から1965年まで生産された初代(750系/101系)ジュリエッタでした。その後、ジュリエッタはジュリア(105系/115系)に発展し、'70年代後半まで生産されましたが、さすがに旧態化したため、GT系は1976年にアルフェッタとバトンタッチ(スパイダーは'90年代まで継続生産されました)。ベルリーナ系はアルフェッタをベースとしたセダンが新型にモデルチェンジした際にジュリエッタ(116系)という名が与えられ、1977年から1985年まで生産されました。

ということで、今回ピックアップしたのは第3世代のジュリエッタです。2009年に147の後継モデルとして名車のネーミングを復活させることがアナウンスされ、2010年のジュネーブ・ショーでのワールドプレミア後、まずヨーロッパでの発売を開始。日本では、2012年からデリバリーされました。なお、アルファ・ロメオ・ジュリエッタ ヴェローチェ スペチアーレが2021年2月20日から発売されていますが、このクルマはカタログモデルにはない内外装の仕様を特徴とする販売台数65台の限定車で、2012年に日本に導入された現行ジュリエッタの最終モデルです。

アルファロメオ社内のデザインセンターが手がけたというスタイリングは、同社の8Cコンペティツィオーネに始まり、弟分となるミトにも採用された伝統の盾グリルを強調した顔つきと、クーペ風のウィンドウ・グラフィックスが特徴です。ボディサイズは、全長4350mm、全幅1800mm、全高1460mm、ホイールベース2635mmで、アルファ147の初期型と比較すると、それぞれ180mm、70mm、40mm、90mmほど拡大されていました。アルファロメオ・ジュリエッタ・スプリントに搭載されたエンジンは、直列4気筒SOHC16バルブ1.4リッターのマルチエアターボです。

アルファロメオ葛飾(並木盛自動車株式会社)で販売しているのは2013年式の低走行車で、価格がリーズナブルなので、若者が初めての愛車として乗るもよし、自動車趣味のベテランがファーストカー/セカンドカーもしくはサーキットでスポーツ走行を楽しむ際の相棒として乗ってもよし、だといえるでしょう。

1954年デビューの初代ジュリエッタにはクーペ/スパイダー/セダンがあり、1977年発売の2代目はベーシックなセダンでした。149やミラノなど、さまざまな車名が噂されていたアルファ147の後継モデルは、結局、5ドアハッチバック車でありながらジュリエッタを名乗ったわけですが、プラットフォームを新開発して世に送り出したアルファロメオのスタッフは、3代目にも数多くのアドバンテージポイントとヘリテイジ(走りのよさなど)が備わっていることに最初から気づいていたのでしょう。

名車のネーミングとDNAをしっかり継承しているといえるジュリエッタを、この機会にゲットしてみてはいかがでしょうか?

■アルファロメオ・ジュリエッタ・スプリント

 税込車両本体価格:88万円

 年式:2013年

 走行距離:5.2万km 

 車検:2022(令和4)年1月

 修復歴なし

 特記事項:ディーラー車、タイミングベルトおよびタイヤ交換

■販売店舗

 アルファロメオ葛飾(並木盛自動車株式会社)

 住所:〒124-0022 東京都葛飾区奥戸7-15-11

 TEL:03-3692-0155

 FAX:03-3692-0156

 営業時間:10:00〜19:00

 定休日:毎週水曜日、第一・第三火曜日(祝日の場合は営業)

 HP:https://katsushika.alfaromeo-dealer.jp/alfaromeo/

 E-mail:nagaoka@namikimori.co.jp

■文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典 

 

目的別ヤングタイマーの選び方/第15回/日常+週末ドライブ編

2021/01/29 15:03:12

目的別ヤングタイマーの選び方/第15回

日常+週末ドライブ編

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はじめに/ヤングタイマーとは?
 
ヤングタイマーは、初度登録から15〜30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。本特集では、ヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしています。
 
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「ヤングタイマー」を「趣味車」もしくは「実用車」として楽しむ際の注意点について
 
初度登録から15〜30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。ショップ側の立場(視点)から申し上げると、販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「旧くても楽しめる」という記事が成立するので、これからヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。
 
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フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント R36とは?
 
ラグジュアリーさとハイパワーを高次元で両立させたパサートのスペシャルモデル「R36」は、2008年に販売され、日本にはヴァリアントのみ導入されました。他グレードとは異なる個性を放つこのクルマをセットアップしたのは、フォルクスワーゲンのスペシャリティモデルの製作を担当する特別受注車生産部門のVWインディビデュアルです。同部門は、ゴルフ R32の開発を手がけたことでも知られています。
 
 
排気量3,590ccのトルクフルかつ豪快なサウンドを奏でるV6エンジン、出来のよいトランスミッションの6速DSG、ハイパワーを路面にしっかり伝える4MOTION(4輪駆動)という、フォルクスワーゲンが誇る3つのテクノロジーがドライバーにもたらすのは誰でも楽しめる高性能で、クルマで遠くまで移動する機会が多い自動車趣味人にとって、パサート ヴァリアント R36は最強の相棒になってくれます。
 
 
高速安定性がいいこともあり、路面がよければ道路に吸い付くような感じでビターッと走ってくれるので、特にハイスピードでの移動時にクルマで走ることの楽しみを再認識することができます。そのようなパフォーマンスモデルではあるものの、専用のエアロパーツはあくまでも控えめなものなので、静かに走れば使い勝手のいいファミリカーとして使うことができるでしょう。
 
 
NAのV6エンジンを搭載しているパフォーマンスモデルは、一般のユーザーも「行く」ことができる身近な高性能車だといえます。普通のモデルよりもちょっと高価ですが、ちょい高で圧倒的な走りとVWインディビデュアル社製ならではの凝ったインテリアを楽しめるのですから、お買得だといえます。
 
 
購入後のランニングコストも普通のモデルよりかかりますが、そのぶん楽しいので、ユーロマチックで特別なパサート ヴァリアントをゲットしてみてはいかがでしょうか。
 
 
■プライス&店舗インフォメーション
 
■フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント R36 09年モデル
 
 税込車両本体価格:136.8万円
 
 年式:2008年
 
 走行距離:5.6万km 
 
 車検:2021(R03)年11月
 
 修復歴なし
 
 特記事項:ディーラー車、ブラックアルカンタラコンビ内装、ナビTV、バックカメラ、3,590ccエンジン
 
■販売店舗
 
 ユーロマチック
 
 住所:〒156-0057 東京都世田谷区上北沢4-18-17 
 
 TEL:03-3290-9001
 
 FAX:03-3290-9041 
 
 営業時間:10:00〜19:00
 
 定休日:年末年始を除き年中無休
 
 HP:http://www.euromatic.co.jp
 
 E-mail:info@euromatic.co.jp
 
■文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典 
 
 

目的別ヤングタイマーの選び方/第14回/日常+週末ドライブ編

2021/01/15 15:31:09

目的別ヤングタイマーの選び方/第14回

日常+週末ドライブ編

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はじめに/ヤングタイマーとは?

ヤングタイマーは、初度登録から15〜30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。本特集では、ヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしています。

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「ヤングタイマー」を「趣味車」もしくは「実用車」として楽しむ際の注意点について

初度登録から15〜30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。ショップ側の立場(視点)から申し上げると、販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「旧くても楽しめる」という記事が成立するので、これからヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。

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フォルクスワーゲン カラベルとは?

趣味車にも日常の足にもなるオールラウンダーとして、いまでも各方面で重宝されているクルマがフォルクスワーゲン カラベルです。今回ピックアップした外装色がブルーツートンのカラベルは、フォルクスワーゲンが1950年からラインナップしてきたタイプ2シリーズ(トランスポーターシリーズ)の3世代目にあたるモデルで、リアエンジン/リアドライブ(RR)方式を採用。T3とも呼ばれています。

第1世代のT1は1950〜1967年、第2世代のT2は1967〜1979年、第3世代のT3は1979〜1992年、第4世代のT4は1990〜2003年、第5世代のT5は2003〜2015年、第6世代のT6は2016〜2019年に新車がデリバリーされ、T6のフェイスリフト版(T6.1)が2019年に登場しています。第4世代のT4から、車体前部の小さなボンネット内にパワーユニットを積んだフロントエンジン/フロントドライブ(FF)方式となっています。

カラベルという名は、大航海時代のはじまりに活躍した小型帆船のキャラベル船(カラベル船)に由来するといわれています。フォルクスワーゲンは、このキャラベル船に由来するカラベルという名前を第3世代となるT3の乗用モデル以降で採用しました。

なお、カラベル(CARAVELLE)はヨーロッパでのネーミングで、北米ではヴァナゴン(VANAGON)として知られています。南米地域ではマイクロバスと呼ばれ、世代別の呼称であるT3は北米ではあまり使われることがなく、英国では型式が「25」であることからT25と呼ばれています。

T3は、当時ヤナセが日本への正規輸入を行い、カラベルとして販売されましたが、1991年モデルのみヴァナゴンという名でデリバリーされました。日本仕様はスライドドア開閉時に昇降をサポートするステップが取り付けられた点が特徴です。

アウディ&フォルクスワーゲン専門店として25年以上の販売/メンテナンス実績があるユーロマチックによると、T3は熱心なマニアがいて、直す人が多いため、再生産されたパーツを比較的容易に入手することができるそうです(インターネットを活用し、海外からパーツをゲットすることもあるため、入手するまでに時間がかかるケースもあるとのこと)。

1990年式のクルマなので、購入後にさまざまなトラブルが発生するとは思いますが、ユーロマチックが親身かつ万全の体制でケアしてくれるので、このT3も安心して乗ることができます。内外装のコンディションがよく、走行距離も年式相応なので、この機会に購入しておくといいでしょう。

■プライス&店舗インフォメーション

■フォルクスワーゲン カラベル GL 91年モデル

 税込車両本体価格:248万円

 年式:1990年

 走行距離:14.1万km 

 車検:2022(R04)年11月

 修復歴なし

 特記事項:ディーラー車・最終、ヤナセ記録簿多数、3オーナー、2100ccエンジン

■販売店舗

 ユーロマチック

 住所:〒156-0057 東京都世田谷区上北沢4-18-17 

 TEL:03-3290-9001

 FAX:03-3290-9041 

 営業時間:10:00〜19:00

 定休日:年末年始を除き年中無休

 HP:http://www.euromatic.co.jp

 E-mail:info@euromatic.co.jp

■文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典 

 

目的別ヤングタイマーの選び方/第13回/日常+ビジネスシーン編

2020/12/22 13:42:30

目的別ヤングタイマーの選び方/第13回

日常+ビジネスシーン編

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 はじめに/ヤングタイマーとは?

 ヤングタイマーは、初度登録から15〜30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。本特集では、ヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしています。

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 「ヤングタイマー」を「趣味車」もしくは「実用車」として楽しむ際の注意点について

 初度登録から15〜30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。ショップ側の立場(視点)から申し上げると、販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「旧くても楽しめる」という記事が成立するので、これからヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。

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スマート フォーツーとは?

2人乗りのマイクロカーであるスマートは、ダイムラー・ベンツとスイスのスウォッチ・グループのジョイントベンチャーから生まれた、日常とビジネスシーンで役立つシティコミューターです。

1994年に二社合弁によりMCC (Micro Car Corporation) が設立され、フランスに製造工場を建設。1998年にオリジナルモデルであるシティクーペ(2004年に4ドアのスマート フォーフォーが導入されたことに伴ない、フォーツーへと名称変更)が発売されました。

トリディオン・セーフティセルと呼ばれる卵形のモノコックボディに、3気筒599ccターボエンジン(2002年に698ccに排気量を拡大)を搭載。変速機は6速セミATです。

2000年にダイムラー・クライスラー日本が国内での正規販売を開始し、オープンタイプのカブリオ、軽自動車規格のスマートKも追加設定されました。

今回ピックアップしたのは2003年式のフォーツーカブリオのベースモデルで、外装の割れなし 幌スクリーン良好という良質車です。ドアやボンネットが樹脂製となっている初代スマートのエクステリアは劣化してしまうため、現在までキレイな状態をキープしている個体が少なく、幌もイイ状態を保つのが大変なので、現車のように内外装のコンディションが驚くほどいいフォーツーカブリオは僅少だといえます。

状態の悪い安いクルマを買い、自分で直すと総コストが59.0万円(今回ピックアップしたフォーツーカブリオの販売価格)を上回ることになる可能性が高いので、最初から仕上がっている良質車をゲットするのが賢い買い方でしょう。

スマートのヒストリーを追記しておくと、2007年にフォーツーがモデルチェンジして第2世代へと移行。2014年10月にルノーとの共同開発となる第3世代が登場し、シャシーやエンジンが3代目ルノー・トゥインゴと共通化されました。現在も2人乗りのフォーツークーペおよびフォーツーカブリオと、4人乗りのフォーフォーがラインナップされています。
 
 
クルマにおける安全性は車格に比例して高くなると思いがちですが、実はそんなことはありません。第3世代スマートの凄いところは、メルセデス・ベンツ S クラスとの前面衝突テストにおいても優れた結果を得ており、小さくても安全であることが実証されています。いつの時代にも、この圧倒的な安全性および利便性の高さがスマート最大の魅力だといえるでしょう。
 
■プライス&店舗インフォメーション
 
 
■スマート フォーツーカブリオ
 
税込車両本体価格:59万円
 
年式:2003年
 
走行距離:2.5万km 
 
車検:2021(R03)年1月
 
修復歴なし
 
特記事項:ビルシュタイン車高調整サス、CDステレオi-pod対応、ETC
 
■販売店舗
 
セントラル21
 
東京都世田谷区中町4-17-10
 
TEL:03-5758-8621
 
営業時間:平日 10:00〜19:00/日・祝日 10:00〜18:00 
 
定休日:年中無休
 
文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典